Uniswap v2:定積型(x×y=k)のAMMの仕組み
目次
- はじめに
- Uniswap Automated Market Maker
- ①流動性供給
- ②自動価格決定
- ③両替の実施
- おわりに
1. はじめに
数多くある DeFi プロダクトの中で、Uniswap は DEX(Decentralized EXchange)において、一位のシェアを獲得している。このため、Uniswap についての分析報告はインターネット上において多数行われている。しかしながら、これらの分析の多くは、トレーダーとしての投資戦略の観点からのものとなっており、当社の運用戦略の点では活用が難しくなっている。
そこで本レポートは、当社が「流動性供給者」として Uniswap を使用する際の留意点を社内で共有する事を目的として作成した資料を一部外部向けに編集し、レポートとして公開している。全3回に渡って、Uniswapの仕組みの解説を定量的に行っており、本レポートは第1回に位置づけられ、Uniswap V2のAutomated Market Makerの仕組みについて解説していく。また、本レポートは数式を用いた解説を含むため、一定の数学的な知識を必要とされることをお含み置き頂きたい。
このレポートは有料会員限定のレポートです。そのため、有料会員に登録されている方のみレポートの続きをお読みいただけます。 本サイトは会員登録自体は無料で行うことができます。この機会に本サイトへの会員登録をご検討いただけると幸いです。 また、法人の方に向けた会員プランをご用意しておりますので、何卒ご検討願います。