Velodrome:提供機能と運営組織の基礎的理解

Ledefiリサーチ事業部
TwitterFacebookHatena BookmarkLine

目次

  1. はじめに
  2. Velodromeの提供機能
    2.(1) Velodrome v1
    2.(2) Velodrome v2
  3. Velodromeの運営組織
    3.(1) 創業者
    3.(2) 投資家/資金調達状況
  4. Velodromeビジネス規模
    4.(1) OptimismでのDEXランキング
    4.(2) ビジネスモデル・収益規模
  5. おわりに
    参考文献

1. はじめに

Velodrome[1]とは、2024年5月時点においてOptimismのブロックチェーン上でUniswapよりTVLが高く、3番目のDEXである[2]。VelodromeはLPに様々な種類の流動性プールを提供しており、Curve.fiのステーブルスワップのプールやUniswapのような定積型のプールを提供している。本レポートでは、Velodromeの最大の特徴であるve(3, 3)トークノミクスについて解説を行う。ve(3, 3)はCurve.fiのveトークノミクスとOlympus DAOの3, 3トークノミクスを組み合わせたもので、プロトコルのユーティリティトークンの売圧を下げることを企図したプロトコルである。本レポートではVelodromeの機能などの概要について触れていく。また、「Velodrome: Solidlyの後継者となるve(3, 3)プロトコル」レポートにて、ve(3,3)トークノミクスについての詳細な内容や他プロトコルとの比較などを書いているので参考にしていただきたい。

キーワード:Velodrome、veトークノミクス、3,3トークノミクス、ve(3, 3)トークノミクス、Velodrome Slipstream、Velodrome Relay、Thena、Equalizer、Chronos

このレポートは有料会員限定のレポートです。そのため、有料会員に登録されている方のみレポートの続きをお読みいただけます。 本サイトは会員登録自体は無料で行うことができます。この機会に本サイトへの会員登録をご検討いただけると幸いです。 また、法人の方に向けた会員プランをご用意しておりますので、何卒ご検討願います。

こちらは有料プラン限定のレポートです。
個人向けの有料プランはリリース準備中となりますので少々お待ちください。