DeFiの中心プレーヤー、分散型交換所(DEX)を知ろう
目次
- 分散型金融(DeFi)の基礎的な理解
- 分散型交換所(DEX)の基礎的な理解
- 分散型交換所(DEX)の定量的な理解
- DEXを用いたビジネスの活用事例
はじめに
2017年に登場したDEX(分散型交換所)はCEX(中央集権型交換所)が採用していた、交換所が仲介する販売所形式からユーザーに取引をさせる板取引形式を採用した。ブロックチェーンを活用しているがゆえに注文の追加/削除にガス代がかかったり、初期ゆえに流動性が不足するなど様々な問題を抱える。そこで発明されたのが今日活用されている流動性プールであり、AMMと言われるモデルである。AMMを正しく理解するためにはインパーマネントロスについて理解する必要がある。そこで本レポートでは、AMM、Impermanent Lossの具体例を基に流動性供給者の実態とDEXの課題を示した。
また、本レポートは、2024年2月29日に開催したDeFi MeetUp Vol.2 ~ 分散型交換所(DEX)をゼロから正しく理解する ~で発表した内容と同じ内容であることをご了解いただきたい。